K-MIX 番組基準

民間放送の使命

民間放送の使命は、平和な世界の実現を念頭とし、文化の発展、公共の福祉、産業と経済の繁栄に寄与するにあるが、とくに超短波放送局は地域性、迅速性、同時性、高度な再現特性を持ち、併せて受信機の特性として携帯性、車載性などの諸特徴を生かし、世論を尊重し、言論の自由を守り、もって開設の趣旨にそうよう番組を編成し、その基準を定めなくてはならない。

国家・国家機関

国民・国家及び国家機関の権威を尊重し、その尊厳を傷つけるような取扱いはしない。
国家機関が審理している問題については慎重に取扱い、係争中の問題はその審理を妨げないよう注意する。

国際

国際関係を害する恐れのある問題は取扱いに注意する。
人種、民族、その国や地域の人々に関することは、その感情を尊重しなければならない。

人権・人格

人権、人格を尊重し、個人、団体、職業の名誉を重んずる。
プライバシーを守る。人身売買及び売春・買春は肯定的に取扱わない。

法律

法の権威を尊重し、これを軽視するような取扱いはしない。

政治・経済

政治に関しては、公正な立場を守り、一党一派に偏らないよう注意する。
政治経済に関する意見は、その責任所在を明らかにし、政治と経済に混乱を与えるおそれのある問題は慎重に取扱う。
選挙事前運動の疑いのあるものは取扱わない。

宗教

信教の自由、各宗派の立場を尊重し、他宗、他派を誹謗中傷したり、信仰の強要につながったりするような表現は取扱わない。
宗教を取り上げる際は、客観的事実を無視したり、科学を否定したりする内容にならないよう留意する。

社会

公序良俗に反し、習慣を乱すような言動は肯定的に取扱わない。
社会的義務にそむく言動に共感を起こさせたり、模倣の気持ちを起こさせたりするような取扱いはしない。
社会・公共の問題については慎重を期し、その出所を明らかにする。人命を軽視する言動は是認せず、暴力的行為の表現は最小限にとどめる。
迷信及び、これに類するものは肯定的に取扱わない。

家庭

家庭生活については、これを尊重するとともに、多様な価値観を踏まえ一面的な取り上げ方にならないよう注意する。

性に関しては、家庭の聴取者とくに青少年を考慮し、品位を重んじて露骨な表現を避ける。

犯罪

犯罪を肯定したり、犯罪者を英雄化してはならない。とばく及びこれに類するもの、麻薬や覚醒剤などの薬物のとりあげ方は、聴取者に与える影響を十分に考慮し、慎重に取り扱う。

報道

報道番組は事実を速報し、説明し、また事実に関する意見を伝えることを直接の目的とする。
取材、編集は公正を守り、内容は事実に基づき、客観的に正確でなければならない。更に、個人のプライバシーや自由を不当に侵したり、名誉を傷つけないように注意する。
ニュースの中で意見を取扱うときは、その出所を明らかにする。ニュースの誤報はすみやかに取り消し、又は訂正する。

教育

教育番組は学校向け、社会向けを問わず、聴取者が社会人として完成するに役立つ知識の系統的な供給を目的とする。
学校向け番組は、広く各界の意見を聴き、学校に協力し教育効果をあげるようつとめる。
社会向け番組は、学問、芸術、技術、技芸、職業などを専門的に、興味深く聴取者が習得しやすいようにする。
これら放送の計画と内容とは、あらかじめ適当な方法により、聴取者が知ることのできるようにしなくてはならない。

教養

教養番組は、聴取者が生活の知識を深め、円満な常識と豊かな情操を養うのに役立つことを直接の目的とし、専門的な事項については、社会通念の認める範囲で取扱う。

表現上の配慮

放送内容によっては、SNS等において出演者に対する想定外の誹謗中傷等を誘引することがあり得ることに留意する。また、出演者の精神的な健康状態にも配慮する。
医療及び薬品の知識に関しては、いたずらに不安、焦燥、恐怖、楽観、盲信などを与えないように注意する。

音楽

音楽番組は大衆の社会生活に調和と慰安を与え、情操を豊かにすることを目的とする。

聴取者参加

聴取者に参加の機会を平等に与え、広く一般に及ぶようにする。審査は公正を期し報酬又は賞品により、過度の射幸心を刺激することのないよう注意する。

懸賞

懸賞応募では、応募の条件、締め切り日、選考方法、賞の内容、結果の発表方法、期日などを明らかにする。ただし、放送以外の媒体で明らかな場合は省略することが出来る。さらに、選考にあたっては公正な取り扱いを期する。

広告

広告放送はコマーシャル、又は放送局の告知によって広告放送であることが明らかでなくてはならない。その内容は広告主の名称、商品、商品名、商標、標語、企業形態、企業(サービス、販売網、施設など)とし、その種類はタイムCM、スポットCMとする。

コマーシャルの取扱い

コマーシャルは真実を伝え、社会的責任を負うものであり、したがって聴取者の利益に反するものであってはならない。

すなわち、広告主が明らかでなく、責任の所在が不明なもの、暗号と認めらるもの、係争中の問題に関する一方的な主張や、これに関する通信・通知の類、ニュースと混同されやすい表現、進学、就職などの利便について誇張するおそれのあるもの、聴取者に錯誤を起こさせるような表現、占い、心霊術、骨相、手相、人相の鑑定その他迷信を肯定したり、科学を否定するもの、私的な秘密事項の調査を業とするものなどは一切取扱わない。

コマーシャルは関係法令等に反するものであってはならない。すなわち私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、電波法、不当景品類及び不当表示防止法、医師法、医療法、医薬品適正広告基準、食品衛生法、社会福祉事業法、日本体育協会アマチュア規定、出資の受入預り金及び金利等の取締等に関する法律、職安法、建設業法、宅地建物取引法などの各法律ならびに諸規程に禁止してある事項は一切取扱わない。又、学校向け教育番組のコマーシャルは、学校教育の妨げにならないよう注意する。

コマーシャルは社会生活やよい習慣を害するものであってはならない。すなわち、聴取者に不快な感情を与えるもの。児童の射幸心や購買心をそそるような表現。他を誹謗し、排斥、中傷するもの。商品、サービス内容のいかがわしいもの。家庭内の話題として一般に不適当と認められるものは一切取扱わない。

コマーシャルの量

タイムCMは次の限度を超えない。

一般番組
  • 5分の番組 1分00秒
  • 10分の番組 2分00秒
  • 20分の番組 2分40秒
  • 30分の番組 3分00秒
  • 30分以上の番組 番組時間の10%

60分以上の番組は上記の時間量を準用する。

スポットCM

ステーション・ブレークに挿入するもの

  • 5秒スポット
  • 10秒スポット
  • 15秒スポット
  • 30秒スポット
  • 60秒スポット
PT
  • 10分番組 2分00秒
  • 15分番組 2分40秒
  • 20分番組 3分20秒
  • 30分番組 4分00秒

35分以上の番組については別に定める。

このほか日本民間放送連盟放送基準を準用するものとする。

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